We Were Here Forever
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『We Were Here』シリーズの第4作で、ジャンルとしては2人用のCO-OP謎解きパズルアドベンチャーといった感じです。
名作『It Takes Two』に近いゲームシステムで、『オペレーション:タンゴ』ほど明確に役割が分かれている感じではないです。
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個人的に、こういうタイプの2人用ゲームはどんどん増えていってほしいですね。
一人だと(自分は好きですが)味気なくなりがちなパズル系のゲームも、協力要素が入ると白熱したものになりやすいと思います。
概要および所感
相方と時には一緒に、また時には別行動で(こっちがメイン)進んでいく一人称視点のゲームで、二人の間での情報共有や意思疎通が必要になります。
我々はPS5のパーティー(ボイスチャット)機能を使って普通に喋りながらプレイしてしまいましたが、本来は左手に持つ無線機を使ったコミュニケーションが想定されています。
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通常のボイスチャット機能との違いとして、同時通話ができない(片方が話しかけている間、もう片方は声を届けることができない)ことが挙げられます。
![Nui](http://aimano-gaming.com/wp-content/uploads/2023/02/square-150x150.png)
連絡手段を無線機に絞ると、より臨場感があるかもしれません。
ステージをクリアしていくためには、2人の間で「何の情報が必要なのか」を伝え合う必要がありますし、それが明示されていない場合には手持ちの情報を出し合いながら推理していく必要があります。
「情報」と一口で言っても「見たことのない記号」であったり「モンスターの鳴き声」であったりと様々で、発想力豊かなゲームと言えます。
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大真面目にモンスターの鳴き声を真似する必要が出てきたところは笑いました。
また、パズル系は総じて出来が良く、視覚的にもインパクトがあって飽きないものとなっていました。
空にパズルが広がり、自分もその一部となる『天守閣-錯覚』が特に印象に残っています。
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一方で、苦労したのがテキストからの類推をメインとする謎解きです。
『礼拝堂』内の書物を参考にナレーションの説明に合う人物を特定するステージは、書物の内容が逆にノイズになるパターンが多いのが気になりました。
また、『墓地』の墓荒らしパートも、棺桶に書いてあるヒントが抽象的すぎてかなり難しかったです。
このあたりは、ローカライズにあたって翻訳を挟むことによってテキストベースの謎解きが難しくなっているという部分はあるのかなと思いました(ただ、プレイ後に原文を読んでもやはり難しいとは思いました)。
※翻訳の質自体は低いわけではないです。
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こういう問題は、日本のゲームを海外向けにローカライズする際にも発生しているのかもしれませんね。
難易度は総じて中程度と言った感じですが、同ジャンルのゲームをあまりやらない方には難しく感じる部分もあるかもしれません。
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トロフィー攻略
ゲームの進行に応じて全てのトロフィーを獲得できるため、寄り道や収集の必要は一切ありません。
手分けして進むステージは反対側もプレイする必要がありますが、役割を指定した状態1でのチャプターセレクトが可能ですし、ネタが割れてしまえば簡単です。
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「反対側はこうなってたんだ」と新鮮な気持ちでプレイできるので、面倒ではないどころかむしろ楽しいと思います。
細かいですが、ラストシーンの分岐トロフィーは「クリアした状態からコンティニュー」することで直前の謎解きを繰り返さずに確保できます。
トロコン難易度(☆1~☆5評価)はゲーム自体の難易度を考慮して「☆2」~「☆2.5」くらいですが、詰まった時に攻略サイトを見ることを許容すれば「☆1」ですね。
プレイ時間は一周12~15時間程度、クリア後の残ったトロフィーの回収は1時間程度です。
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