勲章から見る、モンハンシリーズの変遷③(MH3G)

モンスターハンター3G (MH3G):全44種

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勲章集めという観点から見ても、非常に思い入れのある作品です。

金冠対象モンスターは42種。順調にハードルが上がっています。

完全に個人的な思い出なんですが、ラギアクルスの最大金冠がびっくりするくらい出ませんでした。
写真がガラケーに封印されているので何頭倒したか分からないですが、相当な時間を費やしました。

MH3Gには「同一モンスターの三頭連続狩猟クエスト」が数多く存在しており、その中の一つ『《高難度》海竜接近警報(G★2)』を周回し続けていました。
孤島のエリア11にポップする関係上水中マップで戦い続けることになり、そもそも水中のラギアクルスが強敵であることから、1体あたりの所要時間も長かったです。

水中戦もう1回やりたいなあ。バカでかいラギアクルス希少種と戦いたいなあ。

全長は40m近く(3969.3cm)

そして、MH3Gには、もう一つ厄介な勲章『リュウグウガニの宝玉』が存在します。
取得条件は、「資源ポイントを累計100万入手」。

比較的楽な獲得方法1もあるのですが、盲点ともいえるような方法で、当時は気付きませんでした・・・。
自分が経験した中では、最も印象に残っている勲章かもしれません。

資源ポイントとは、MHPの「ココットポイント」からMHRiseの「カムラポイント」まで名前を変えつつ登場し続けている「ポイント」システムのMH3シリーズ版ですが、勝手に溜まっていく印象の他シリーズとは少し毛色が違います。

資源ポイントは、「モガの森」という特殊なフィールド(見た目は孤島)に存在するモンスターの討伐・捕獲で獲得できます(詳細はこちら)が、それだけで100万ポイント集めるのはほぼ不可能。能動的な入手方法として、「特定のアイテムからの変換」を行うことになります。ただし、資源ポイントはカムラポイントのように自動で変換はしてくれず、手動で消費してポイントに換えることになります。

そして、その「特定のアイテム」の種類がかなり少ないんです。
採取アイテムは大したポイントにならず(※ただし、お守り採掘の副産物である真紅蓮石等をまとめて交換するのは有効)、モンスター素材は以下の7種類のみ。

3GになってもG級素材が追加されず、チョイスの基準も謎

この中で、一つだけ入手しやすい素材があります。
それは一番下の「溶岩塊」。

溶岩塊は下位や上位のウラガンキンから捕獲報酬等によって低確率で獲得できる素材ですが、「転倒しているウラガンキンの背中もしくは腹に向かってピッケルを振るう」と高確率で入手できます。下位のウラガンキンが最も確率が高く、50%。

一体のウラガンキンに対するピッケル使用回数に上限はなく、倒れるたびに採掘できます
そして、「転倒」というのは脚部位の怯みによるものだけでなく、気絶や疲労による転倒も含まれます。

そのため、「下位のウラガンキンを気絶等によってひたすら転倒させ、攻撃するでもなくピッケルを振り続ける」という、やや人道に悖るポイント稼ぎが行われていました。
自分も麻痺属性のハンマーでひたすら火山に通い、溜め22を連打して気絶させることを繰り返していました。打撃武器は減気による疲労も狙えて一石二鳥。

そんな感じで資源ポイントを獲得していくわけですが、「リュウグウガニの宝玉」にはもう一つ厄介な点があります。
冒頭に述べた通り100万ポイントの「入手」が条件であり、当然入手後に消費したポイントもカウントされます。しかし、過去に消費したポイントを確認する手段はなく、この勲章の存在を認識した時には「(所持ポイントとして)何ポイントまで溜めたらいいのか分からない」という事態に陥ってしまいます。
こういうリソースを地道に溜めていく系の実績は、「進捗(現在地)が分からない」と途端に大変に感じられますよね。

こうして、先も見えぬままウラガンキンの顎を殴り続ける悲しきモンスターが出来上がったわけです。
ウラガンキンも可哀想なので悲しきモンスターズ。

殴られ続けた顎


次回はMH4Gです。

コメント

  1. なぷ より:

    画像のコメントが好きです。
    ウラガンキンかわいそうですね
    って思ったけど私もピッケル使ってました(狩猟目的ではあった)

    • Nui Nui より:

      コメントありがとうございます。
      画像にコメント付けてる時が一番楽しいです。

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